設計は、家づくりの夢を表現する作業です。「宅育の家」の設計を行う上で大切にしている9つのこだわりを紹介します。
このこだわりが、住まい手と家を育て、より良い環境を作り出してくれます。

必要な部屋だけ考える

間取りを決める時、ついついアレもコレも・・・・と考えがち。シンプルでいいんです。
それぞれのライフサイクルに合わせた計画をご提案します。


風の声をきこう

建設予定地へ赴き、風や太陽光を浴びて土地の声を聞くことが設計の基本です。
昔から風は、風聞、風評、風説、風の便りなどと使うように情報なのです。


階段と水回りが鍵

家事動線の使い勝手は非常に重要!それらを重視して設計します。


間取りだけが家じゃない

家を建てるには、様々な種類の図面が必要です。その中で最も重要なのが配置図と呼ばれるものです。
これは、家と周囲の環境までが書かれているもので、近隣や各役所を含めた問題となることも多く、解決が難しいことも・・・・。


時間軸上で考える

設計は常にライフスタイルの変化にも気を配ります。
ただ、あまり長い先を考慮することは適切ではなく、基本的には今現在の最適解を考えます。


住まいの顔は駐車場と玄関周り

駐車場や玄関とそこまでのアプローチは、来訪時、始めに目にするものです。
これらは住まいの品格を表し、家のイメージとなると言っても過言ではありません。
優れた住宅を掲載した本に、安易に既製品のカーポートを設置した住まいや、ブロック塀で囲まれた家がないのもその一つです。


季節を感じよう

設計の要点は、四季をどれだけ上手に取り込めるかです。
日本の気候は、そうでない日もありますが、総じて温暖です。
しかし、最も厳しい日を基準に機械空間に頼ると、これから求められる省エネ、環境共生の住まい方にそぐわない・・・・となりかねません。


宅育は卓育~たまには庭で、バルコニーで~

季節の良いときには、庭で食事~庭食~を楽しみましょう。
食事空間こそ家族団らんの場、宅育は食卓から育つ意味で「卓育」でもあるのです。

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